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横浜開港150周年に思うこと

<社員ブログ【はじめまして】>

2009/4/6

◆ 事業開発部 谷


今年の6月2日で横浜は開港150周年となるそうである。


私は横浜に住んでいるが、愛犬とベイエリアを散歩すると、山下公園から大さん橋、赤レンガ倉庫、象の鼻地区、そしてMM21地区に至るまで「開国博Y150」に向け、大規模な開発が進められている。中には非常に良い雰囲気であった赤レンガの建物が取り壊されたりして寂しい感じもするが、昭和初期のビルと新しいビルが未だに混在し、独特な雰囲気の街並みを作り出している。この風景に、日本を世界から認められる国にしたいという戦前の日本人の意志を感じるのは私だけであろうか。


日本には開国により、大さん橋という港から、実に多くの西洋文明が入ってきた。ビール、アイスクリーム、ガス灯、マッチ、鉄道(長崎発祥という説もある)電報、競馬、野球、テニス、オルガン等、他にも多くあると思うが、これらは横浜から国内に持ち込まれたものだと言われている。


有名な赤レンガ倉庫は、昭和初期に建てられたクイーンと呼ばれる横浜税関を通る前に、輸入された物品を一時保管するために使われたそうである。青いダルメシアンが先導する荷馬車に揺られ、西洋文明が馬車道を通って様々な場所に運ばれていった。ちなみにこの馬車道のガス灯は当時使用されていたものである。


これ程グローバル化された時代から見て、僅か150年前まで日本が鎖国していたことも驚きだが、この間に取り入れた西洋文明を世界に誇る水準にまでに引き上げてしまった日本人のエネルギーにも驚かされる。電気製品や自動車は有名だが、照明についてもガス灯(火)、電球、蛍光灯に変わる第4の明かりと言われる発光ダイオード「LED」技術は日本発の省エネルギー技術として、今後世界の照明の主流になると思われる。


そしてこうした動きが工業製品だけでなく、先日のWBCの優勝に見られるように、スポーツの分野にまで広がってきていることを考えると、日本の底力はまだまだ余力があるのかもしれない。


日本は現在、政治も経済もかつてない程に混乱していると言われている。しかし、開国当時の我が国の先人達の苦労を思えば大したことはない。これを乗り越えて行くだけの充分な能力を我々は有している。必要なものは強い意志と責任感、そして主体的な行動だけである。



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