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 今年の「  クリスマスは11年ぶりに・・・     」

<社員ブログ【今年の○○】>

2009/11/11


11年ぶり、だそうである。
そんなにも時間が経っていたことに驚きながら、
あの頃と、今の自分を比べてみると、面白い。


今年は、11年ぶりに表参道のイルミネーションが復活する。


かつてはクリスマスの風物詩だった表参道のイルミネーションを
僕が初めて、そして今のところ最後に見たのは、11年前の1998年。
イルミネーションが中止になる前の、ぎりぎりの年だ。
僕は大学1年生だった。


それまで新宿だの大久保だのといった
混沌極めるエリアを遊び場としていた高校時代から
神宮前だの青山だのに拠点を移し(大学デビューってやつだ)、
街のすべてが輝いてスタイリッシュに見えていた。


色気づく年頃でもある。
新宿の裏に転がる石のようだった僕が、
トレンディドラマで目にした表参道のイルミネーションの中を
好きな女の子と歩きたいと切に願っても、何の罪もあるまい。


日頃の行いのご褒美か、願いは叶えられた。
付き合う直前(一番いい時期だろう)の同級生の女の子と
表参道のイルミネーションを眺めながら、
1998年のクリスマスイブを過ごすことができた。
嬉しかった。


これから毎年、この表参道のイルミネーションを
好きな女の子と一緒に見たい、という
新たな願いを、クリスマスイブの夜空に願った。
10年後ぐらいには、好きな女の子は「人生の伴侶」なんて呼ばれる立場になり
いっしょにこの景色を見るのだろうと、漫然と自分の未来を考えていた。
その時隣にいた彼女に、「来年もまた一緒に見ようね」なんて、
言っちゃったかどうかは秘密である。


が、その願いは叶わなかった。
翌年から、表参道でのイルミネーションは中止となる。
当然、前出の彼女とも再び表参道のイルミネーションを見ることはなかった。
ちなみに、彼女とは桜が咲く前に別れた。


そして、翻って2009年。
11年前の僕が驚くべきことに、伴侶どころか
一緒に表参道を歩いてくれる人も持たず、
2009年の僕は日々を悪戦苦闘している。


半期に一度の上司との業務面談では、
「お前はいつ、そういう相手を見つけるつもりなんだ」と
目標設定されてしまう身である。


紆余曲折はあったものの、今の僕は11年前の自分に
なんら引け目が無いというか、誇れることも多いと思っているが
この点だけは誇れない。申し訳ない気持でいっぱいである。
甘い未来像を裏切って、すまない、過去の僕よ。


今年、表参道のイルミネーションが復活すると聞いて
是非これは見に行きたい、行かなければと思った。
そして行く以上、それなりの相手と、と願うのも
必然というものだろう。


11年前のクリスマスイブの願いの、リベンジである。


今のところ、何の見通しも戦略も無いのが寂しい限りなのだが
まあそれなりに人事を尽くし、マーケティングや営業に勤しむつもりである。
(ここらへん、11年間で悪い感じに大人になりました)


あと2ヶ月。
果たしてこの僕に、クリスマスの奇跡は訪れるのであろうか?!
請うご期待である。


ちなみに、表参道のイルミネーションは12月1日に点灯され、
来年2010年1月半ばまで続くそうである。
同潤会アパートも無くなり、11年前とはだいぶ様変わりした表参道が
どのように彩られるのか、とても楽しみだ。


皆さんも、機会があれば是非見に行ってください。
きっと、一人で行っても楽しいですよ。


事業開発部  稲葉


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